後引き菓子
主人の実家に帰ると、お母さんが持たせてくれるお菓子があります。
鈴鹿あられ(西川製菓)
「田舎あられ」と呼ばれる、素材の味を楽しむ薄味のおかきです。
三重県では、このあられをお茶漬けするそうですが、お茶漬けといっても熱々のお茶や昆布だしをかけて食べるという、いわゆる和風シリアルのことだそうで。
西川製菓のあられは、プレーンの塩味とともに、「たまり、ごま、海老、よもぎ、しそ、青のり、昆布、カレー」の9種類の味が入っています。
カラフル♪
お味噌汁に入れたりしても美味しいと教えてもらったのでチャレンジしたところ、おかきの香ばしい匂いとお麩のような食感がとても合います。
食べる直前に入れて少しふやけたぐらいがベスト(^^)
もちろん、そのまま食べても美味しいです。
おかきといっても油っこくなく、味も薄味で、でもそれぞれの味がほんのりしているせいか飽きがこないので、後引きでたくさん食べてしまいます。
口に入れた瞬間にふわっと広がるお米の風味とサクサク感がたまりません。
ちなみに私の実家の母は、このおかきをもらうとお汁粉に入れたりもするそうです。
甘さとしょっぱさのバランスが良いらしく、今度試してみようと思ってます。
お汁粉は厚焼きせんべいを砕いて入れても美味しいんですよ~。
おしゃれなスイーツももちろんいいけど、こういう純和風のおやつも、何だかホッとします。
長く好まれるお菓子というのは、時代に左右されない安定感が味にありますね。
調味料で誤魔化さない、素材で勝負!のおかき。
機会があればぜひ、お試しを。